ICDAS(アイシーダス)


ご存知ですか!!学校検診・企業検診等で指摘される虫歯の評価が世界基準でないのを!

世界の多くの国でICDAS(アイシーダス)を採用しています。
今まで、虫歯は治ることがなくどんどん進行するものだから、見つけたらすぐ削るという早期発見・早期治療が虫歯治療の常識でした。
しかし、初期虫歯は治ることや進行が止まることが常識になった今、食事指導・口腔衛生指導等の虫歯予防で、削らないで経過観察することも選択肢の1つになりました。
ICDASとは今までの虫歯の評価に対して虫歯の経時的変化等を考慮したものです。
虫歯を削るかどうかの判断は一度の検診では充分にわかりません。
継続的に受診されることによって可能になります。
これは厚生労働省が提唱する保険制度「かかりつけ歯科医」に合致します。
浅野歯科で何年も前より臨床経験から虫歯の経時的変化を考え、臨床で実施してきたことが最近日本でも注目されるようになり心強く思っています。

虫歯の検診基準による治療の違い。

学校検診等、今までの基準による治療では図1・2(C2)はもちろん図3(C1)でも健全な歯質を図4(赤線)のように削ってつめました。

図1図2 図3図4
新しい世界基準では自覚症状がなく清掃状態がよければ図2(C2)でも削りません。


戻る

inserted by FC2 system